ビーエンジ、今期経常を15％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も実質43％増額

　ビジネスエンジニアリング <4828> [東証Ｐ] が11月11日昼(11:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比39.7％増の16.2億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の26億円→30億円(前期は24.4億円)に15.4％上方修正し、増益率が6.4％増→22.8％増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.6％増の13.8億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の42円→60円(前期は1→2の株式分割前で84円)に修正し、22年5月に実施した1→2の株式分割を考慮すると、実質42.9％増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比23.0％減の7.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の20.7％→17.2％に低下した。

株探ニュース