三洋化、上期経常は一転7％増益で上振れ着地

　三洋化成工業 <4471> [東証Ｐ] が11月10日午前(11:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.4％増の73.6億円に伸び、従来の9.6％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の135億円に対する進捗率は54.6％に達し、5年平均の48.6％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.8％増の61.3億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.2％減の31億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.2％→4.5％に悪化した。

株探ニュース