日本空港ビル、今期経常を赤字縮小に上方修正

　日本空港ビルデング <9706> [東証Ｐ] が11月9日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は97.5億円の赤字(前年同期は243億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の181億円の赤字→156億円の赤字(前期は438億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は58.4億円の赤字(前年同期は195億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は33.2億円の赤字(前年同期は125億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-76.6％→-12.7％に急改善した。

株探ニュース