サワイＧＨＤ、上期最終は29％減益で下振れ着地

　サワイグループホールディングス <4887> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比29.3％減の66.6億円に減り、従来予想の79億円を下回って着地。
　通期計画の177億円に対する進捗率は37.6％にとどまり、さらに5年平均の68.9％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は110億円の黒字(前年同期は376億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比4.1％減の29.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.4％→8.3％に低下した。

株探ニュース