シダー、上期営業を一転赤字に下方修正

　シダー <2435> [東証Ｓ] が11月4日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益を従来予想の1億3600万円の黒字→5300万円の赤字(前年同期は1億7000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、通期の営業利益は従来予想の5億0300万円(前期は1億9300万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、デイサービス事業で新型コロナ感染症の第7波の影響により、一部施設で利用件数が大きく減少いたしました。また、施設サービス事業では、新規施設において利用者獲得に遅れが生じ、計画よりも低調に推移いたしました。利益面につきましては、売上高の減収に加え、感染症対策に係る経費増や光熱費の高騰の影響もあり、売上原価が、計画より増大したため、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益については、前回予想を下回る見通しであります。尚、通期業績予想及び配当予想につきましては、今後の感染症拡大の影響等が不透明であるため、現時点では2022年5月12日発表の予想数値を据え置きといたします。今後の業績の推移に応じて修正が必要となった場合には速やかに開示いたします。注）上記の業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想と異なる場合がございます。