富士興、上期経常は一転4％減益で下振れ着地

　富士興産 <5009> [東証Ｓ] が10月31日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.5％減の1億6500万円に減り、従来の22.8％増益予想から一転して減益で着地。
　通期計画の7億4000万円に対する進捗率は22.3％にとどまり、5年平均の36.3％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比41.6％増の5億7500万円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比31.5％増の9600万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.5％→0.6％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース