日本調剤、上期経常は一転13％増益で上振れ着地

　日本調剤 <3341> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12.7％増の28.4億円に伸び、従来の1.1％減益予想から一転して増益で着地。
　ただ通期計画の84億円に対する進捗率は33.9％にとどまり、5年平均の37.9％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比31.0％増の55.5億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比26.1％増の19.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の2.0％→2.5％に改善した。

株探ニュース