日カン、上期経常が79％減益で着地・7-9月期は赤字転落

　日本製罐 <5905> [東証Ｓ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比79.4％減の3200万円に大きく落ち込み、通期計画の1億6400万円に対する進捗率は19.5％にとどまり、5年平均の34.1％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の1億3200万円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1500万円の赤字(前年同期は500万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の-0.0％→-0.9％に悪化した。

株探ニュース