◆ さらに上値を伸ばし… - “149円半ば”
米10年債利回りが“4%を回復”したこともあり、“32年ぶり(1990年8月以来)”という点は変わらないものの、ドル円は“149.380円”までさらに上値を伸ばしました。
一方で「ドル売り介入」は意識され続けており、「覆面介入」への思惑も取り沙汰されています。
このため“おっかなびっくり”という点も変わっておらず、“緩やかに”しかし“着実に”といった感じで、上値を切り上げているのが実状といえます。
◆ それでも“上昇往き過ぎ”は顕著…?
こうして“上値の重さ”を引きずりつつも、筆者を含めた「ドル売り介入ありき」で見る向きは、さらに引かされる格好となっています。
実際に介入が入るまで、この傾向は継続する可能性が高いといわざるを得ないのが実状です。
その意味では「分が悪い」といわざるを得ませんが、一方で日足の陽線は“10日連続”にまで拡大しています。
明らかに“上昇往き過ぎ”の域に到達しており、それは“テクニカル(オシレータ系)”にも明確に示されています。
◆ ポイントは「介入がいつ入るか?」のみ…!?
「いつ入るか(あるいは入らないか)?」に関しては、現時点では不明といわざるを得ません。
ただ昨日も“円売り”と共に、“ドル売り”が目立っていたという事実があります。
じわりじわりとした上昇では「到達感が台頭しづらい」との見方はありますが、引き続き「ドル買いの方がリスクは大きい」と考えつつ、神経質なマーケットと向き合いたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
150.941(ピボットハイブレイクアウト、大台)
150.770(90/8/8高値、90/8/13高値)
150.340(90/8/14高値)
上値5:150.161(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:150.000(大台)
上値3:149.632(+2σ、ピボット1stレジスタンス)
上値2:149.500(90/8/15高値)
上値1:149.380(10/18高値)
前営業日終値:149.238
下値1:149.000(大台)
下値2:148.682(10/13~10/18の23.6%押し)
下値3:148.452(ピボット1stサポート)
下値4:148.250(10/13~10/18の38.2%押し)
下値5:148.138(10/18安値)
148.000(大台)
147.902(10/13~10/18の50%押し)
147.634(+1σ、ピボット2ndサポート)
147.553(10/13~10/18の61.8%押し)
147.215(ピボットローブレイクアウト)
147.143(10/5~10/18の38.2%押し)
147.087(10/14安値)
《10:45》
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