井関農機<6310>は12日、有機米デザイン、農業・食品産業技術総合開発機構の3者は、有機米デザインが開発した自動抑草ロボット「アイガモロボ」の雑草抑制効果に関する共同研究を実施すると発表した。
有機水稲作は雑草防除に要する労力が大きく、省力的な除草技術の開発が求められているが、「アイガモロボ」は全地球測位システム(GPS)と連動した専用のアプリにより自動で水田内を走行し、雑草の発生量を抑制することが期待されている。各地で行われている実証実験では「アイガモロボ」のみの除草体系でも有機水稲作の除草に成功した事例が多く報告されているが、その抑制メカニズムを科学的に検証した事例が少なく、今後の普及拡大に向け科学的な知見の集積が必要なため、同社は現地実証データの収集、整理、解析を進め、農研機構西日本研究センターでは、有機米デザインと協同し、雑草抑制効果やメカニズムの解明に取り組み、「アイガモロボ」の活用方法や適用条件を検討するとしている。
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有機水稲作は雑草防除に要する労力が大きく、省力的な除草技術の開発が求められているが、「アイガモロボ」は全地球測位システム(GPS)と連動した専用のアプリにより自動で水田内を走行し、雑草の発生量を抑制することが期待されている。各地で行われている実証実験では「アイガモロボ」のみの除草体系でも有機水稲作の除草に成功した事例が多く報告されているが、その抑制メカニズムを科学的に検証した事例が少なく、今後の普及拡大に向け科学的な知見の集積が必要なため、同社は現地実証データの収集、整理、解析を進め、農研機構西日本研究センターでは、有機米デザインと協同し、雑草抑制効果やメカニズムの解明に取り組み、「アイガモロボ」の活用方法や適用条件を検討するとしている。
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