ディアライフ、前期経常を11％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額

　ディア・ライフ <3245> [東証Ｐ] が10月11日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年9月期の連結経常利益を従来予想の50億円→55.7億円(前の期は41.1億円)に11.4％上方修正し、増益率が21.5％増→35.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の45.2億円→50.9億円(前年同期は39.1億円)に12.6％増額し、増益率が15.7％増→30.3％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の34円→42円(前の期は30円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年９月期の連結業績につきましては、昨年10月に子会社化したアイディグループの業績が寄与したことに加え、良好な不動産市況や世界的な金融緩和を背景に、当社の積極的な販売戦略が奏功し、当社開発の都市型マンションや収益不動産の売却が想定を超えて好調に推移し、当初の目標を上回りました。　以上により、2021年11月12日に公表した2022年９月期の連結業績目標を修正するものであります。

　　当社は上記の連結業績目標の修正のとおり、2022年9月期において創業以来の最高益を計上し、中期経営計画「Go ForThe Future 2022」を達成する見込みです。これもひとえに、当社をご支援いただいている株主の皆様、お取引先様の支援の賜物と心から感謝申し上げます。　つきましては、株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表するとともに、当社の最高益を記念いたしまして、１株当たり２円の記念配当を実施することを決議いたしました。　普通配当につきましては、当社は連結ベースの配当性向40％を目標に、各事業年度の経営成績を勘案しながら検討することを基本方針としており、上記の連結業績目標の修正に伴い、普通配当予想を34円から40円に増額いたします。こちらにつきましては、2022年11月中旬に予定しております通期決算発表後の取締役会にて決議する予定です。　以上により、2022年９月期における１株当たり期末配当予想を、普通配当40円に記念配当２円を加え、合計42円に修正するものであります。（注） 上記の目標・予想については、本資料の発表日現在における入手可能な情報に基づいて算定しておりますが、実際の業績については、今後の様々な要因により目標・予想とは異なる結果となる可能性があります。