前週末22日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/09/26 05:30

アイビーシー <3920>  509円 (+73円、+16.7%) 一時ストップ高

 アイビーシー <3920> [東証S]が4日ぶりに急反騰、一時ストップ高となった。21日の取引終了後、同社が開発・販売するシステム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」において、IT障害ゼロを目指す新機能を10月3日から提供開始すると発表しており、これを好材料視する買いが入った。今回新たにIT障害の根本原因を相関分析により特定する新機能「ダイナミックブックマーク(相関分析)」と、IT障害のトラブルシューティングを支援する新機能「トラブルシューティングアシスタント」を世界に先駆けて同時にリリースする。新機能により、顧客のIT運用部門がトラブルの原因特定を迅速に対応することで、ITシステムの早期安定化を可能にするとしている。

アクセル <6730>  1,095円 (+150円、+15.9%) ストップ高

 アクセル <6730> [東証S]がストップ高。21日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を113億円から134億円(前期比25.6%増)へ、営業利益を4億6000万円から12億2000万円(同45.4%増)へ、純利益を5億円から10億2000万円(同17.9%増)へ上方修正しており、これが好感された。世界的なサプライチェーンの混乱や半導体市況の需給逼迫の影響から多くのメーカーにおいて部材を積極的に確保する動きが見られることを背景に、パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売見通しを45万個から47万個へ引き上げたことが要因。また、メモリモジュール製品が顧客の旺盛な需要により計画を大幅に上回る販売見通しとなったことや、営業外収益にNEDO助成金収入を見込んでいることも寄与する。また、業績予想の修正に伴い、40円としていた期末一括配当予想を63円(前期40円)に引き上げた。

クルーズ <2138>  958円 (+112円、+13.2%) 一時ストップ高

 クルーズ <2138> [東証S]が3日続急騰、一時ストップ高となった。22日午前11時ごろ、子会社のCROOZ Blockchain Labが参画しているプロジェクト「PROJECT XENO」に、人気YouTuberのヒカル氏がアンバサダーとして就任することが決定したと発表しており、これが材料視された。PROJECT XENOはGameFi(GameとFinanceをかけ合わせた造語)とeスポーツを備えたWeb3 PvP(Player vs Player)ゲーム。ヒカル氏との共同企画など今後の展開に期待が高まったようだ。

岐阜造園 <1438>  1,117円 (+111円、+11.0%)

 岐阜造園 <1438> [名証M]が続急騰、上場来高値を更新した。21日の取引終了後、東京証券取引所からスタンダード市場への上場を承認されたと発表。東証スタンダード市場への上場予定日は9月28日で、名証メイン市場との重複上場となる。これを受けて、東証への上場による知名度や流動性の向上などを期待する買いが入ったようだ。

ユークス <4334>  815円 (+71円、+9.5%)

 ユークス <4334> [東証S]が3日ぶりに急反発。21日の取引終了後、4月27日に発表した自社株買いについて、取得枠の上限を50万株から70万株(発行済み株数の8.15%)へ、取得価額の上限を3億円から5億円へ拡大すると発表しており、これを好感した買いが入った。経営環境の変化に対応し、株式市場の動向も考慮した機動的な資本政策を遂行するためとしている。なお、23年4月21日までとする取得期間は据え置いている。

光ビジネス <3948>  910円 (+77円、+9.2%)

 光ビジネスフォーム <3948> [東証S]が急反発。全体軟調相場に逆行して9%超の上昇で910円まで上値を伸ばした。前々日20日に上ヒゲで933円の高値をつけた後は目先利益確定売りで値を下げたが、それまで8連騰という上昇パフォーマンスをみせていた。継続的な資金流入は続いており、改めて900円を超える動きとなった。金融機関などを主要顧客に情報用紙の製造販売を展開するほか、好採算のデータ出力サービスなどにも力を入れている。株価は8月上旬に急騰した後、700円台前半でのもみ合いを続け、今月中旬を境に上昇第2波に突入した。PER5倍未満でPBRは0.6倍前後にとどまっており、更に配当利回りが5%台というディープバリュー株の一角として評価されている。

中部鋼鈑 <5461>  993円 (+75円、+8.2%)

 中部鋼鈑 <5461> [名証P]が5日続急伸し年初来高値更新。21日の取引終了後、東京証券取引所に株式上場申請を行ったと発表しており、これが材料視されたようだ。更なる社会的信用力や知名度の向上、社内管理体制の充実と従業員の士気向上、株式価値の向上や優秀な人材の確保を実現し、持続的成長のための基盤を確立することが目的。上場申請が承認された場合、現在上場している名古屋証券取引所プレミア市場との重複上場になる。

マイクロ波 <9227>  860円 (+51円、+6.3%)

 マイクロ波化学 <9227> [東証G]が続急伸。前日21日に続き全体軟調地合いに抗して上値を指向した。市場では「今朝のテレビ東京の番組で同社の有するマイクロ波化学プロセスに関する技術が紹介され、これを材料視した買いが入った。ただ一方では、同社株を保有するベンチャーキャピタルのロックアップ解除のタイミングと重なっていることで、売り解禁に伴う換金売り圧力が上値を押さえる要因となる」(国内証券情報部)としている。

VIX短先物 <1552>  2,185円 (+85円、+4.1%)

 国際のETF VIX短期先物指数 <1552> [東証E]が大幅続伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時には上昇する特性を持つ。21日の米VIX指数は前日20日に比べ0.83(3.06%)ポイント高の27.99に上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75%利上げが発表された。11月の次回FOMCでも4回連続となる政策金利の0.75%引き上げの可能性が浮上しており、NYダウは522ドル安と大幅続落した。この米国市場の波乱を受けて、東京市場でVIX短先物は上昇した。

ベルトラ <7048>  656円 (+26円、+4.1%)

 ベルトラ <7048> [東証G]が大幅高で3日ぶりに反発。国内及び海外の現地体験ツアー予約サイトを運営し、契約社数は5000社にのぼる。政府の水際対策緩和の動きを背景に9月は訪日外国人観光客が大幅に増加することが想定され同社にとっては強い追い風となる。前日20日に東証が発表した空売り残高情報によると、外資系証券経由で同社の空売り残高が20日時点で36万株あまりに膨らんでおり、その買い戻しが株価に浮揚力を与えたようだ。当面は前週14日に上ヒゲでつけた年初来高値694円奪回が上値のフシとして意識される。

GRCS <9250>  3,150円 (+115円、+3.8%)

 GRCS <9250> [東証G]が大幅高で6日ぶりに反発。21日の取引終了後、クレジットカード業界の国際的セキュリティー基準である「PCI DSS v4.0」への準拠支援ソリューションの提供を開始したと発表しており、これが好材料視された。同社は2014年にPCI DSSの認定評価機関として認定を受けて以来、PCI DSS認定取得のための支援を提供している。今回、22年3月31日にリリースされたPCI DSS v4.0への準拠を進める事業者に向けた準拠支援ソリューションの提供を始めた。現行バージョンの有効期間は24年3月31日までで、既に準拠している事業者はこの移行期間に新しい要件への対応を進める必要があるという。

ナレッジS <3999>  769円 (+24円、+3.2%)

 ナレッジスイート <3999> [東証G]が大幅高で4日ぶりに反発。22日午前11時ごろに発表した8月度のSaaS主要KPI(重要業績評価指標)で、New MRR(新規顧客から得られた月間経常収益)が前年同月比13.3%増となり、2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。また、契約件数は同13.4%増の2586件だった。

ゲオHD <2681>  1,741円 (+48円、+2.8%)

 ゲオホールディングス <2681> [東証P]が反発。22日午後2時ごろ、子会社セカンドストリートUSAが、米国テキサス州に初出店となるリユースショップ「2nd STREET Cedar Park」をオープンすると発表しており、これが好感された。「2nd STREET Cedar Park」を出店するシーダーパークの位置する場所は、ヴィンテージショップやセレクトショップ、アンティークショップなどが立ち並ぶ若者や観光客に人気のエリア。同社は現在、米国、マレーシア、台湾の3ヵ国で海外展開しており、今回オープンするのは米国16号店となる。

アイリッジ <3917>  717円 (+16円、+2.3%)

 アイリッジ <3917> [東証G]が4日ぶりに反発。21日の取引終了後、RFID(無線自動識別)タグとスマートフォンアプリを活用した建設DXサービス「工具ミッケ」を東急建設 <1720> [東証P]と共同開発したと発表しており、これが好感されたようだ。10月1日から同サービスの販売を開始する。同月中に東急建設の工事現場5ヵ所に導入する予定で、更に今後アイリッジと取引実績のある鉄道会社の建設現場を中心に今年度中の20ヵ所展開を目指す。

大和工 <5444>  4,670円 (+80円、+1.7%)

 大和工業 <5444> [東証P]が3日続伸。SMBC日興証券が21日付で同社の投資評価「1(強気)」を据え置き、目標株価を前回の5400円から5800円へ引き上げたことが好材料視された。レポートでは、業績は23年3月期上期でピークアウトを予想するが、中長期的に同社は高水準の利益を維持し、キャッシュの蓄積が進むとみている。積み上がったキャッシュの使途に注目しており、今後の成長投資に加え、配当や自社株買いなど株主還元に期待したいと報告している。

日工営 <1954>  3,730円 (+60円、+1.6%)

 日本工営 <1954> [東証P]が反発。22日午前10時ごろ、アバターを通じて地域資源の体験と地域との交流ができるバーチャル空間(メタバース)「デジタルモール嬉野」を22日午後5時にオープンすると発表しており、これが好感された。これは、佐賀県嬉野市で採択された内閣府「未来技術社会実装事業」に大日本印刷 <7912> [東証P]とケー・シー・エス(東京都文京区)と連携して取り組むもの。9月23日開業の西九州新幹線「嬉野温泉駅」と駅隣接の道の駅「うれしの まるく」内の観光文化交流センターなどの建築データをもとに高精細に表現した メタバースで、200人以上の同時参加やチャットができることなどが特徴としている。

JR東日本 <9020>  7,615円 (+106円、+1.4%)

 JR東日本 <9020> [東証P]が3日ぶりに反発、鉄道株や空運株が高かった。訪米中の岸田首相が現地で開かれた日本食PRイベントで、新型コロナウイルスの水際対策を10月以降更に緩和する方針を表明したことが伝わっている。鉄道や空運など一連の旅行関連株は全体軟調相場のなか朝方安く始まったものの、この報道を受けて前場中盤から切り返す動きをみせる銘柄が目立った。鉄道株では同社などJR各社のほか、西武ホールディングス <9024> [東証P]、名古屋鉄道 <9048> [東証P]、京阪ホールディングス <9045> [東証P]などが買われた。空運の日本航空 <9201> [東証P]とANAホールディングス <9202> [東証P]も堅調な値動きとなった。

八洲電機 <3153>  1,013円 (+12円、+1.2%)

 八洲電機 <3153> [東証P]が反発。21日の取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の0.94%にあたる20万株または2億20万円を上限に、22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表。これが好感されたようだ。

日本テレホン <9425>  282円 (+3円、+1.1%)

 日本テレホン <9425> [東証S]が4日ぶりに反発。22日午後0時30分ごろ、株主優待制度を拡充すると発表しており、これが好感されたようだ。保有株数に応じて贈呈している中古端末販売サイト「エコたんプレミアムオンライン」で利用できる優待割引券について、1枚あたりの割引額を1500円から3000円へ増額する。10月末時点の株主に対する優待から適用される。

※22日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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