■今後の見通し
2023年6月期の単体業績は、売上高で前期比3.0%増の1,824百万円、経常利益で同45.6%減の199百万円、当期純利益で同41.1%減の139百万円を見込んでいる。物流業界における人手不足とそれに起因する省力化・自動化ニーズの高まりは、引き続きロジザード<4391>の事業にとってプラスとなることから売上高に関しては増収を見込む。利益面では一時的な減少を見込んでいる。中期経営計画のもと、研究開発投資及び人材投資を先行して実施することが理由だ。
売上高に関しては、同社が目標を達成する可能性は高いと弊社は考える。オムニチャネル戦略がトレンドとなるなかで「ロジザードZERO-STORE」「ロジザードOCE」に対する引き合いが増加していることが1つに挙げられる。また、スマートフォンの普及やネットショッピングの普及率の高さ(2022年6月の総務省統計局調査によるとネットショッピング利用世帯の割合は53.0%)を考慮すると、今後もEC市場は堅調に推移することが予想される。また、先述のとおり中小企業におけるIT人材の不足も同社にとっては追い風となる。そうしたなかで、同社サービスに対する需要は今後も堅調に推移する可能性が高いと言えるだろう。利益面に関しては、利益の伸びが加速する可能性があると弊社は考える。WMS市場においてOMOマーケティング対応の先行者利益を確立することができれば、同社の事業にとって追い風となるためだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<TY>
2023年6月期の単体業績は、売上高で前期比3.0%増の1,824百万円、経常利益で同45.6%減の199百万円、当期純利益で同41.1%減の139百万円を見込んでいる。物流業界における人手不足とそれに起因する省力化・自動化ニーズの高まりは、引き続きロジザード<4391>の事業にとってプラスとなることから売上高に関しては増収を見込む。利益面では一時的な減少を見込んでいる。中期経営計画のもと、研究開発投資及び人材投資を先行して実施することが理由だ。
売上高に関しては、同社が目標を達成する可能性は高いと弊社は考える。オムニチャネル戦略がトレンドとなるなかで「ロジザードZERO-STORE」「ロジザードOCE」に対する引き合いが増加していることが1つに挙げられる。また、スマートフォンの普及やネットショッピングの普及率の高さ(2022年6月の総務省統計局調査によるとネットショッピング利用世帯の割合は53.0%)を考慮すると、今後もEC市場は堅調に推移することが予想される。また、先述のとおり中小企業におけるIT人材の不足も同社にとっては追い風となる。そうしたなかで、同社サービスに対する需要は今後も堅調に推移する可能性が高いと言えるだろう。利益面に関しては、利益の伸びが加速する可能性があると弊社は考える。WMS市場においてOMOマーケティング対応の先行者利益を確立することができれば、同社の事業にとって追い風となるためだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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