ショーケース、今期経常を赤字拡大に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/09/13 15:30
 ショーケース <3909> [東証S] が9月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常損益を従来予想の4億1600万円の赤字→5億2000万円の赤字(前期は7700万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億4800万円の赤字→3億5200万円の赤字(前年同期は1億1100万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2022 年 12 月期の連結業績予想につきましては、子会社である日本テレホン株式会社(以下、日本テレホン社という。)の主たる事業分野であるリユースモバイル事業において、世界的な半導体不足と急激な円安進行により、主力商品である高品質なリユースモバイル端末の調達量が減少し、その結果、売上高は前回予想比 1,588 百万円減少する見込みとなりました。なお、現在では調達方法の見直しを図り、リユースモバイル事業は復調傾向にあります。 一方で、日本テレホン社におきましては、コスト圧縮のため、当社の入居するオフィスに東京本社を移転する施策など費用の抑制に努めております。さらに、年末にかけて、当社と日本テレホン社との共同事業のサービス開始を複数予定しております。日本テレホン社の決算期が異なるため、同社の2022年 11~12 月の業績は翌期の連結損益に反映され、今期業績に与える影響は軽微と思われますが、資本業務提携によるシナジー創出を今後も推進してまいります。 また、SaaS 事業におきましては、MRR(Monthly Recurring Revenue、月次経常収益)は計画通りに推移いたしましたが、初期費用の発生するカスタマイズ案件が計画を下回る見込みとなりました。 広告・メディア事業におきましては、今期より新たに展開を開始している一部の金融メディアでの投資の費用対効果が想定を下回る見込みとなりました。 これらの結果、前回の予想値を下回る見通しであることから、上記のとおり業績を修正することといたしました。(注)なお業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて算出したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性がございます。
配信元: 株探

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