イワキポンプの上げ足鮮烈で3年10カ月ぶり高値、新エネ対応製品に期待膨らむ
イワキポンプ<6237.T>の上げ足が鮮烈、3連騰で6.7%高の1403円まで駆け上がった。年初来高値圏を快走しているが、1400円台に乗せたのは2018年11月以来約3年10カ月ぶりとなる。ケミカルポンプの専業メーカーで多品種少量生産に特徴があり、半導体や水処理、医療用向けなど多岐にわたる業界で需要を深耕している。岸田政権では総合経済対策を10月に策定する見込みだが、脱炭素に向けたグリーントランスフォーメーション(GX)への取り組みを視野に置く内容となることが予想されている。同社は燃料電池向けなど新エネ分野のニーズに対応できる製品の研究開発に注力しており、今後の活躍余地が期待されている。業績も好調で23年3月期営業利益は前期比29%増の27億4800万円を見込む。
出所:MINKABU PRESS
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