三光合成は5日移動平均線足場に逆行高、業績好調で株価指標面で水準訂正余地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/08/18 11:14
三光合成は5日移動平均線足場に逆行高、業績好調で株価指標面で水準訂正余地  三光合成<7888.T>が全般地合い悪に抗して買い優勢の展開となり、5日移動平均線を足場に400円近辺のもみ合いを上放れてきた。同社はバンパーをはじめとする自動車向けを中心に工業用樹脂部品を手掛けるが、自動車生産の回復を受けて業績は堅調に推移している。23年5月期は営業利益段階で前期比10%増の28億円予想と2ケタ成長を見込んでいる。

 また、中期的には世界的な電気自動車(EV)シフトの動きも追い風で、軽量化が課題となるEVは内燃機関を持たないことから、ガソリン車よりも樹脂部品の部品点数が増えるため同社の収益機会拡大につながる。一方、足もとファンダメンタルズ面のアプローチでも、時価予想PERは6倍台、PBRは0.5倍台で株価の水準訂正余地が意識されている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
591.0
(12/20)
+1.0
(+0.16%)