ウインテスト、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で32％の赤字

　ウインテスト <6721> [東証Ｓ] が8月15日大引け後(17:00)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は3.2億円の赤字(前年同期は3.4億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の2億円の黒字→5.1億円の赤字(前期は6.2億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を32.3％毀損する規模となった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益は1.8億円の赤字(前年同期は2.8億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終損益は1.6億円の赤字(前年同期は1.7億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業損益率は前年同期の-250.7％→-296.6％に急悪化した。

株探ニュース