日精蝋、上期経常は一転11％減益で下振れ着地

　日本精蝋 <5010> [東証Ｓ] が8月15日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比10.7％減の1億6700万円に減り、従来の7.0％増益予想から一転して減益で着地。
　通期計画の5億9000万円に対する進捗率は28.3％にとどまり、さらに前年同期の40.0％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比51.1％増の4億2300万円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比77.7％減の2300万円に大きく落ち込み、売上営業損益率は前年同期の2.2％→-0.3％に悪化した。

株探ニュース