■株主還元策
アクシージア<4936>は、収益力を強化し、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としているものの、成長過程にあり、将来の事業の拡大及び財務基盤の充実のため、内部留保の確保を最優先に創業以来無配としてきた。上場により獲得した資金に関しては、短期的にはM&Aによる工場設備の取得に活用され、2022年7月期も配当は行わない予定としている。一方、2022年5月に株主優待制度を新設した。毎年7月末日時点に100株以上保有している株主に対し、保有株式数に応じて同社製品を贈呈する(100株以上500株未満で3,000円相当、500株以上1,000株未満で10,000円相当、1,000株以上で17,000円相当)。
なお、2022年4月の東証市場区分見直しで同社はグロース市場へ移行したが、中期的にはプライム市場への昇格を目指している。潜在力のあるアジア市場において急成長していることから、当面の投資スタンスはキャピタルゲインが主目的になるものの、プライム市場への指定替えを実現した際には配当の導入もあると弊社では期待している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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アクシージア<4936>は、収益力を強化し、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としているものの、成長過程にあり、将来の事業の拡大及び財務基盤の充実のため、内部留保の確保を最優先に創業以来無配としてきた。上場により獲得した資金に関しては、短期的にはM&Aによる工場設備の取得に活用され、2022年7月期も配当は行わない予定としている。一方、2022年5月に株主優待制度を新設した。毎年7月末日時点に100株以上保有している株主に対し、保有株式数に応じて同社製品を贈呈する(100株以上500株未満で3,000円相当、500株以上1,000株未満で10,000円相当、1,000株以上で17,000円相当)。
なお、2022年4月の東証市場区分見直しで同社はグロース市場へ移行したが、中期的にはプライム市場への昇格を目指している。潜在力のあるアジア市場において急成長していることから、当面の投資スタンスはキャピタルゲインが主目的になるものの、プライム市場への指定替えを実現した際には配当の導入もあると弊社では期待している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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