◆ 米雇用統計は“堅調”、参議院選挙は“与党圧勝”
注目の「米雇用統計」は、いわゆる“底堅さ(非農業部門雇用者数は+37.2万人)”が示されました。
この影響から「米景気後退懸念」は後退しており、“米大幅利上げ→ドル買い”が先行しています。
一方で“リスク通貨買い+逃避通貨売り”も台頭しており、ドル円の上値は限定されています。
一方でもう一つの注目である「参議院選挙」は、“与党圧勝”となりました。
このため「岸田長期政権」への思惑も台頭しやすくなっており、“日経平均高→円売り”が先行しやすくなっているのも否めないところです。
◆ “ドル買い”+“円売り”が重なりやすい状況ではあるが…?
こうして週明けとなる本日は、緩やかながらも“ドル買い”そして“円売り”が進行しています。
ただし明日に「イエレン財務長官来日」を控えており、“ドル円急上昇”が話題となる可能性は否定できないところです。
また明後日に「米CPI」を控えるスケジュール感とあっては、その結果を“確認したい”との思惑も台頭しやすい・・・?
オーダー状況を見ると、“136.50-90円”には分厚いドル売りオーダーが待ち構えているとも聞き及びます。
“下値は堅さ”を背景に“上値模索”する展開を想定しますが、“136円台での揺れ動き”を想定しつつ、本日に関しては“年初来高値(136.999円)”を窺うほどではないと考えたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:136.999(6/29高値、大台)
上値4:136.808(6/30高値)
上値3:136.667(ピボット1stレジスタンス)
上値2:136.558(7/8高値)
上値1:136.457(+1σ)
前営業日終値:136.105
下値1:136.000(大台)
下値2:135.873(日足・一目均衡表転換線)
下値3:135.797(7/8安値後の61.8%押し)
下値4:135.483(20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値5:135.326(7/8安値)
《10:05》
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