マニー、今期経常を一転24%増益に上方修正・3期ぶり最高益、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2022/07/08 15:30
 マニー <7730> [東証P] が7月8日大引け後(15:30)に決算を発表。22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比19.5%増の55.2億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の56.1億円→70.5億円(前期は56.7億円)に25.6%上方修正し、一転して24.1%増益を見込み、一気に3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22.2億円→36.6億円(前年同期は29.3億円)に64.5%増額し、一転して24.5%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の25円→30円(前期は23円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比13.3%増の21.3億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の34.6%→28.3%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  中国におけるロックダウン影響があったものの、欧州、アジア地域等での需要回復、直近の為替動向並びに為替差益の増加を勘案した結果、前回予想を上回る見通しです。 売上については、前回予想では当連結会計年度通期で前期比9.4%増の18,801百万円を見込んでおりましたが、今回修正では、1,349百万円増加し、20,150百万円となる見込みです。 営業利益については、第2四半期に続き適正在庫の見直しを目的とした在庫処分の結果、売上原価率は悪化したものの、売上増の影響等により、前回予想から257百万円増の6,150百万円となる見込みです。 経常利益については、営業利益の増加並びに為替差益の影響等により、前回予想から1,434百万円増の7,050百万円となる見込みです。 親会社株主に帰属する当期純利益については、前回予想から864百万円増加の4,850百万円となる見込みです。

  当社は、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、それらを有効活用した成長戦略を推し進めることで積極的な株主還元を継続的に実現してまいります。 上記の方針に鑑み、財務状況及び業績予想等を総合的に勘案し、慎重に検討させていただいた結果、2022年8月期の1株当たり期末配当予想を前回予想から5円増配した18円とさせていただきます。(注)上記の予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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