大建工、上期経常を17%上方修正、通期も増額、配当も20円増額

配信元:株探
投稿:2022/06/22 09:00
 大建工業 <7905> [東証P] が6月22日午前(09:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の63億円→74億円(前年同期は93.9億円)に17.5%上方修正し、減益率が33.0%減→21.3%減に縮小する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の130億円→140億円(前期は187億円)に7.7%上方修正し、減益率が30.6%減→25.2%減に縮小する見通しとなった。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の40円→50円に増額し、下期配当も従来計画の40円→50円に増額修正した。年間配当は100円(前期は100円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2023 年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想につきましては、本日公表の「特定子会社の異動及び特別利益の計上に関するお知らせ」に記載のとおり、Pacific Woodtech Corporation(以下、「PWT社」といいます。)の連結除外により、売上高が減少するものの、米国における好調な住宅需要を背景に木材製品の市況価格が当初の想定よりも高い水準で推移することが見込まれることに加え、PWT社のM&Aによる事業拡大後の損益を持分法投資利益として営業外収益に計上することから、営業利益、経常利益が計画を上回る見通しとなりました。 また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、上記に加え、PWT社の連結除外に伴う持分変動利益を特別利益に計上することから、計画を上回る見通しとなりました。 2023 年3月期通期連結業績予想につきましても、上記に記載のとおり、売上高が減少するものの、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が計画を上回る見通しとなりました。 以上によりまして、2023 年3月期第2四半期累計期間及び通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。

  当社の株主還元方針は、配当性向30%以上を目標とし、業績に連動した利益還元を目指しつつ、安定的な配当の維持に努めることとしております。2023 年3月期の配当の予想につきましては、上記の業績予想の修正に記載のとおり、親会社株主に帰属する当期純利益が一過性の要因を主として計画を上回る見通しとなったことを踏まえ、2022 年5月13 日に公表いたしました中間配当及び期末配当ともに1株につき40 円00 銭に、特別配当として10 円00 銭を加え、それぞれ1株につき50 円00 銭に修正いたします。年間配当としましては、1株につき100 円00 銭(前期実績100 円00 銭)、配当性向は26.1%(一過性の要因を除いた親会社株主に帰属する当期純利益6,400 百万円に対する普通配当の配当性向は32.6%)となります。(注)上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性が有ります。
配信元: 株探

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