学情が3日ぶり反発、上期営業利益は実質51%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/06/14 14:15
 学情<2301.T>が3日ぶりに反発している。13日の取引終了後に第2四半期累計(21年11月~22年4月)単独決算を発表しており、売上高21億6100万円、営業損益1億2800万円の赤字となった。会計基準の変更に伴い前年同期との比較の記載はないものの、従来基準による比較では売上高は14.8%増、営業利益51.3%増になるとしており、これを好材料視した買いが入っている。

 新卒採用市場で大卒の求人倍率が1.58倍と4年ぶりに上昇に転じるなど、23年3月卒業予定学生に対する企業の採用意欲が高まっていることなどを背景に、新卒学生向け就職サイト「あさがくナビ」に対する引き合いが堅調に推移した。また、オンライン面談が一般化するなかでリアル面談の重要性が増していることを受けて「就職博」も伸長した。

 なお、22年10月期通期業績予想は、売上高64億円、営業利益15億9000万円の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
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