■業績動向
1. 2022年12月期第1四半期の業績概要
Jトラスト<8508>の2022年12月期第1四半期の営業収益は12,351百万円(前年同期比25.2%増)、営業利益は1,942百万円(同54.5%減)、税引前利益は3,995百万円(同34.3%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,628百万円(同28.2%増)となった。営業収益は、銀行業における貸出金残高増加により利息収入が好調に推移した。一方、営業利益は、前年同期にシンガポールでのGL関連の勝訴判決で一部履行金を受領した影響から減益となったが、 主力の金融3事業は好調に推移した。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、子会社のNBが上場廃止となったため、その株式の評価方法の変更に伴い評価益が発生したことなどにより、大幅増益となった。東南アジア金融事業の黒字化など、グループの営業実態は計画を上回るペースで改善しており、2022年12月期以降の利益成長に弾みをつけた決算であったと評価できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<YM>
1. 2022年12月期第1四半期の業績概要
Jトラスト<8508>の2022年12月期第1四半期の営業収益は12,351百万円(前年同期比25.2%増)、営業利益は1,942百万円(同54.5%減)、税引前利益は3,995百万円(同34.3%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,628百万円(同28.2%増)となった。営業収益は、銀行業における貸出金残高増加により利息収入が好調に推移した。一方、営業利益は、前年同期にシンガポールでのGL関連の勝訴判決で一部履行金を受領した影響から減益となったが、 主力の金融3事業は好調に推移した。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、子会社のNBが上場廃止となったため、その株式の評価方法の変更に伴い評価益が発生したことなどにより、大幅増益となった。東南アジア金融事業の黒字化など、グループの営業実態は計画を上回るペースで改善しており、2022年12月期以降の利益成長に弾みをつけた決算であったと評価できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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