決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ＪＡＬ、ヤマダＨＤ、セブン銀 (5月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の5月2日から6日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ヤマダＨＤ <9831>
　22年3月期の連結経常利益は前の期比25.0％減の741億円になったが、23年3月期は前期比7.9％増の800億円に伸びる見通しとなった。

★No.2　ノジマ <7419>
　22年3月期の連結経常利益は前の期比44.5％減の358億円に落ち込んだが、23年3月期は前期比1.7％増の365億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　ヒロセ電 <6806>
　22年3月期の連結最終利益は前の期比57.8％増の314億円に拡大し、23年3月期も前期比5.0％増の330億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9831> ヤマダＨＤ 　　東Ｐ 　 +21.39 　　5/ 6　本決算　　　　7.91
<7419> ノジマ 　　　　東Ｐ 　 +14.04 　　5/ 6　本決算　　　　1.70
<6806> ヒロセ電 　　　東Ｐ　　 +3.84 　　5/ 6　本決算　　　　4.45
<9039> サカイ引越 　　東Ｐ　　 +3.79 　　5/ 6　本決算　　　　0.82
<8052> 椿本興 　　　　東Ｐ　　 +2.09 　　5/ 6　本決算　　　　2.90

<4554> 富士製薬 　　　東Ｐ　　 +1.04 　　5/ 6　　上期　　　　4.67
<6370> 栗田工 　　　　東Ｐ　　 +0.91 　　5/ 6　本決算　　　 21.35
<8410> セブン銀 　　　東Ｐ　　 +0.82 　　5/ 6　本決算　　　 -0.90
<8739> スパークス 　　東Ｐ　　 +0.79 　　5/ 6　本決算　　　　　－
<9201> ＪＡＬ 　　　　東Ｐ　　 +0.69 　　5/ 6　本決算　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース