クレハ、前期最終を18％下方修正

　クレハ <4023> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期の連結最終利益を従来予想の165億円→135億円(前の期は134億円)に18.2％下方修正し、増益率が22.3％増→0.1％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の81.7億円→51.7億円(前年同期は86.8億円)に36.7％減額し、減益率が5.9％減→40.4％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上収益は、機能製品事業、その他関連事業等が前回発表予想を上回る見込みとなったものの、「1．減損損失の計上について」に記載のとおり、PGA事業に関わる減損損失を計上した結果、営業利益、税引前利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益は前回発表予想を下回る見込みとなったことから、連結業績予想を修正することといたしました。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。