<7245> 大同メタル工業
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】軸受けメタル専業で最大手。自動車エンジン用では世界シェア3割。産業機械や造船用も強い
【好 伸】トラックと建機の需要増受け、軸受け数量増。営業益回復進む。23年3月期は半導体不足影響薄れ、主力の自動車エンジン用軸受け復調。中国と韓国船舶への拡販効く。アルミダイカストの大型案件も通年寄与。原材料高かわし営業益伸ばす。
【再エネ】犬山事業所に風車技術研究所を4月新設、風力発電向け本腰。トラック向け軸受けは北米メーカーなど非日系を開拓。
2022年2月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+272.6%の49.00億円、経常利益+454.9%の48.50億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2019年12月19日の811円を高値に、その後のコロナ相場で急落となって2020年3月13日に454円で底打ちとなりました。その後6月10日に604円まで反発して再下落し、11月30日の457円を2番底にして、短期の上昇トレンド(A)へ移行し、この中で2021年3月22日に642円の高値をつけました。ここを当面のピークにして、4月27日の554円、8月20日の557円と2点底をつけて反発し、もみあって今年の2月10日に671円の高値をつけて、ここから大幅下落となって4月13日に545円まで下げて下値模索となっています。
<5991> 日本発條
四季報より 業種:金属製品。
【特色】独立系自動車部品メーカー。懸架ばね首位。シートも。HDD基幹部品の精密ばねも手がける
【伸 長】自動車シートや懸架ばねは車減産影響広がる。が、HDD用精密ばねや半導体装置用も好調。営業外に為替差益。増配。23年3月期は車減産影響が徐々に和らぐ。自動車関連の数量増勢で米欧採算上向く。半導体装置用も成長持続。営業益拡大。
【意欲的】35億円投じ半導体装置部品製造の宮田工場に新生産棟建設。24年春稼働。電動車用モーター部品は日産以外も開拓。
2022年2月7日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+138.9%の250.00億円、経常利益+85.8%の270.00億円と5期ぶりの増収・増益の見通し。
2019年12月23日の1037円を高値とし、その後のコロナ相場で急落し調整となって2020年3月17日に574円で底打ちとなりました。ここからの反発で6月9日に813円まで上昇し、再下落となって8月7日の575円で2番底の形となって上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2021年6月3日に986円の高値をつけて調整入りとなり、8月20日に744円まで押し目を入れ、短期の上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で12月14日に1063円で高値更新となり、もみあって2022年1月12日の1030円で2点天井となって大幅下落し、3月7日に766円まで下げました。ここから3月30日に912円まで反発して再下落となり、2番底を探す動きとなっています。
<6376> 日機装
四季報より 業種:精密機器。
【特色】化学用精密ポンプ首位、人工腎臓もトップシェア。ナノテク、航空機エンジン部材へ展開中
【大幅増益】医療部門は生産停滞解消し透析装置等回復、下期米国で販路拡大も奏功。ポンプはLNG関連堅調。航空部品も小型機向け上向く。子会社譲渡益が大幅寄与し会社営業益に上乗せ。追徴法人所得税ない。
【売 却】石油向けポンプ等手がける子会社22年5月譲渡予定、LNG関連事業へ注力加速。組み込み型空間除菌装置は交通機関から引き合い増、インフラ向け開拓急ぐ。
2022年3月14日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+1020.0%の350.00億円、経常利益+750.2%の336.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2019年12月20日の1473円を高値に、その後のコロナ相場で下落し、2020年3月17日に666円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)に転換しました。この中で2021年3月18日に1257円の高値をつけ、4月21日に1073円まで下げて、三角保ち合い(B)を形成し、煮詰まってきたところで8月12日に1176円を高値に下放れとなり、8月20日に860円まで下落しました。ここから10月26日に1038円まで反発し、12月22日に757円まで下げて少し反発したあと、2022年3月9日に666円まで下げて2020年3月17日の666円に対するダブル底となりました。ここからの反発で3月30日に935円まで上昇し、押し目に入っています。
<7433> 伯東
四季報より 業種:卸売業。
【特色】半導体や機器の専門商社。外国製も多く、開発営業に特色。工業薬品製造も併営。中国市場開拓
【最高益更新】電子部品は産機、車載用が絶好調。電子・電気機器も半導体設備活発化で増販。倍額増配に上乗せも。23年3月期は主力の電子部品が半導体製造装置、車載用伸びる。電子・電気機器はプリント基板製造装置など好調続く。連続最高純益。
【最適配置】人員など経営資源最適配置で効率化追求。工業薬品は化粧品向け軸に製紙用など拡充。総還元性向100%基準。
2022年1月31日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+70.8%の65.00億円、経常利益+74.9%の63.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2019年12月13日の1436円を高値に、その後のコロナ相場で急落し、4月6日に850円で底打ちとなりました。ここから横もみとなって7月31日の882円の2点底をつけて上昇トレンド(A)へ転換しました。この中で2021年4月30日の1230円を安値に、やや角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、この中で今年の1月4日に2770円の年初来高値をつけました。ここからの調整で2月2日に2171円まで下げて、3月3日に2497円まで反発し、ここからの下げで3月8日に2198円と2点底をつけて3月28日に2595円まで上昇し、4月7日に2243円まで押し目を入れて反発しかかっています。
<7599> IDOM
四季報より 業種:卸売業。
【特色】中古車買い取り首位。直営軸に『ガリバー』展開。小売り強化。配当は直近実績1株益の30%目安
【最高益】23年2月期は大型店の新店10前後(前期4)。既存店の小売り台数は順調増。1台当たり利益率も高まる。豪州子会社は好調続く。出店費増や人件費増など吸収し営業増益。連続最高純益。大幅増配。
【追い風】豪州の鉄鉱石価格上昇による好景気は子会社(西オーストラリア州)の新車販売を後押し。1台当たり利益率上昇に向けてローンや保険など付帯収益獲得強化。
2022年4月14日発表。2023年2月期本決算予想は、前期比で営業利益-16.1%の1550.00億円、経常利益-15.7%の148.00億円と4期ぶりの減収・減益の見通し。
2020年1月17日の679円のコロナ相場の高値から、もみあったあと急落となって3月19日に317円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(A)に転換し、この中で12月23日の511円の安値から2021年3月26日に747円まで上昇し、5月13日に575円まで押し目を入れたあと急騰し、8月2日に1040円の高値をつけました。ここからもみあって8月26日に900円まで下げ再上昇となって9月14日に1090円の年初来高値更新となりました。ここから下降トレンド(B)へ転換し、今年の1月27日の620円でいったん下げ止まって、下降トレンド(B)を僅かにぬけるものの再下落となり、3月9日に557円まで下げて4月5日に789円まで反発し再下落となっています。
※2021年9月14日の1090円の年初来高値更新から、大きな下降トレンド(B)へ転換し、今年の1月27日に620円でいったん止まって下降トレンド(B)を横もみでぬけるものの、直ぐに反落となって3月9日に557円まで下げました。ここから4月5日に789円まで反発し、再下落となっています。2番底を探る展開の可能性があります。
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