決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … Ｊフロント、ビックカメラ、竹内製作所 (4月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　竹内製作所 <6432>
　22年2月期の連結経常利益は前の期比36.0％増の180億円に拡大したが、23年2月期は前期比29.2％減の128億円に減る見通しとなった。

▲No.2　イズミ <8273>
　22年2月期の連結経常利益は前の期比3.8％減の346億円になり、23年2月期も前期比6.0％減の326億円に減る見通しとなった。

▲No.3　ＣＳＰ <9740>
　22年2月期の連結経常利益は前の期比13.1％増の56.3億円に伸びたが、23年2月期は前期比23.7％減の43億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6432> 竹内製作所 　　東Ｐ 　 -10.49 　　4/12　本決算　　　-29.20
<8273> イズミ 　　　　東Ｐ 　 -10.15 　　4/12　本決算　　　 -6.04
<9740> ＣＳＰ 　　　　東Ｐ　　 -8.65 　　4/12　本決算　　　-23.75
<7520> エコス 　　　　東Ｐ　　 -6.43 　　4/12　本決算　　　-17.30
<2726> パルＨＤ 　　　東Ｐ　　 -5.69 　　4/12　本決算　　　　8.36

<7445> ライトオン 　　東Ｐ　　 -3.76 　　4/12　　上期　　　-29.74
<2882> イートアンド 　東Ｐ　　 -3.48 　　4/12　本決算　　　-24.93
<3244> サムティ 　　　東Ｐ　　 -3.30 　　4/12　　　1Q　　　　赤縮
<3086> Ｊフロント 　　東Ｐ　　 -3.18 　　4/12　本決算　　　182.71
<3050> ＤＣＭ 　　　　東Ｐ　　 -2.93 　　4/12　本決算　　　　1.26

<8168> ケーヨー 　　　東Ｐ　　 -2.79 　　4/12　本決算　　　 14.69
<3048> ビックカメラ 　東Ｐ　　 -1.25 　　4/12　　上期　　　-12.01
<7818> トランザク 　　東Ｐ　　 -0.80 　　4/12　　上期　　　 -0.79
<5018> ＭＯＲＥＳＣ 　東Ｐ　　 -0.52 　　4/12　本決算　　　　9.40
<2742> ハローズ 　　　東Ｐ　　 -0.17 　　4/12　本決算　　　　0.42

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース