トーヨーケム川越製造所、「Nearly ZEB」認証の技術管理棟を竣工

配信元:PR TIMES
投稿:2022/04/05 12:49
トーヨーケム株式会社(代表取締役社長 町田 敏則、東京都中央区)川越製造所(埼玉県川越市)は、実質消費エネルギーを75%以上削減した建物に与えられる「Nearly ZEB」認証の技術管理棟を2022年3月、竣工いたしました。


 この度竣工した新技術管理棟は、トーヨーケムの管理部・品質保証部・技術部の執務スペースと食堂や応接室などのコミュニケーションスペースを併せ持つ、川越製造所の新たな顔となる建物です。川越の蔵造りにヒントを得た直達日射を抑制する水平庇による空調負荷低減などの各種省エネ施策に加え、環境省の補助金を活用したオンサイトPPAモデル太陽光パネルの創エネにより建築物の実質消費エネルギーを76%削減し、Nearly ZEB認証および建築物エネルギー性能表示制度BELSで最高評価の星数5つを獲得いたしました。


東洋インキグループは、中長期サステナビリティビジョン「TSV2050/2030」を掲げ、気候変動への対応、カーボンニュートラルの達成、およびSDGs達成のための企業グループとしての貢献を推進しています。「すべての生活者・生命・地球環境がいきいきと共存・共生する世界」の実現を目指し、モノづくりでの環境負荷低減、脱炭素化を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


東洋インキグループサステナビリティビジョン「TSV2050/2030」

https://schd.toyoinkgroup.com/ja/csr/group/tsv.html


関連リリース:京橋本社オフィスで再生可能エネルギーの全量導入を開始

  https://schd.toyoinkgroup.com/ja/news/2022/22031801.html

【Nearly ZEBについて】
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング:ゼブ)とは、「快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物」のことで、4段階に定義されます。
この度川越製造所技術管理棟が取得した「Nearly ZEB」は、1.基準一次エネルギー消費量から50%以上の削減(再生可能エネルギーを除く)2.基準一次エネルギー消費量から75%以上100%未満の削減(再生可能エネルギーを含む)に適合した建物が対象となります。
(出典:環境省 ZEB PORTAL、https://www.env.go.jp/earth/zeb/index.html)

【BELSについて】
 BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System、ベルス)とは、一般社団法人住宅性能評価・表示協会が創設した建築物のエネルギー消費性能の表示に関する第三者認証制度です。BEI(基準一次エネルギー消費量に対する設計一次エネルギー消費量の割合)の値によって星の数で5段階評価が行われ、この度川越製造所技術管理棟が取得した星5つは最高評価となります。
(出典:一般社団法人住宅性能評価・表示協会、https://www.hyoukakyoukai.or.jp/)

【オンサイトPPAモデルについて】
 PPA(Power Purchase Agreement)とは、発電事業者と需要家の間で締結する電力購入契約のことで、需要家の敷地内(オンサイト)に太陽光等の発電設備を発電事業者の費用により設置し、 所有・維持管理をした上で、発電設備から発電された電気を需要家に供給する仕組みです。
この度、二酸化炭素の排出削減を目的とする環境省の補助金を活用し、太陽光パネルを設置しました。
(出典:環境省 太陽光発電の導入支援サイト:https://www.env.go.jp/earth/post_93.html


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