大阪府守口市が「スマート申請システム」を採用。4月4日から、オンライン申請サービスを提供開始

配信元:PR TIMES
投稿:2022/04/04 11:49
〈来庁しなくてもいい市役所〉で、市民の利便性向上を目指す

株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:飯塚真規)は、当社が提供する「TASKクラウド スマート申請システム」が、大阪府守口市(市長:西端勝樹/2022年2月1日現在人口:約14.3万人)に採用されたことを発表いたします。


守口市では、本システムを活用して4月4日から「守口市オンライン申請システム」のサービスを開始。〈来庁しなくてもいい市役所〉として、市が提供するあらゆる行政手続きをオンライン化し、市民が24時間365日、いつでも・どこでも時間や場所を選ぶことなく手続きできる環境を整備します。
加えて、本人確認が伴う申請手続きや各種相談など市民が〈来庁しなければならない〉場合にも、オンラインで予約や事前申請を受け付けることで〈待たせない・書かせない窓口〉を実現します。

こうした取り組みを通じて、より一層の〈市民の利便性向上〉と〈職員の業務効率化〉を目指します。

「守口市オンライン申請システム」トップ画面

TASKクラウド スマート申請システムは、申請・認証から決済、交付まで、一連の行政手続きをオンライン上で完結するクラウドサービスです。2020年夏に提供を開始して以来、職員自ら申請手続きを容易に作成できる機能など、システムの使いやすさや将来に向けた柔軟性・拡張性が認められ、現在、大阪市や堺市など政令市を含む全国約20団体に採用されています。

TKCは、今後の自治体DXの動向も踏まえながら、引き続き行政手続きのオンライン化に求められる 各種機能の研究・開発 および機能強化に取り組み、地方公共団体における一層の「住民福祉の増進」と「行政事務の効率化」の実現を支援してまいります。

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サービス概要
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1.名称

 「守口市オンライン申請システム」
2.サービス開始日
 2022年4月4日(月)
3.対象手続き
「接種券発行申請書(新型コロナウイルス感染症)」の申請
「弁護士による法律相談」の予約申し込み
「税理士による税務相談」の予約申し込み
「母子健康手帳交付」の予約申し込み     など

対象手続きは順次拡大の予定
詳しくは、守口市のサイトでご確認ください。
https://www.city.moriguchi.osaka.jp/


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導入経緯
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守口市では、〈来させない・待たせない・書かせない〉窓口の実現による市民の利便性向上を目指し、かねてより全庁を挙げたDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進してきました。その取り組みの一つが行政手続きのオンライン化です。
4月からスタートする「守口市オンライン申請システム」の構築では、サービスの立ち上げにかかる時間・コストなどの低減を図るため、独自にシステムを構築するのではなく、大阪市町村スマートシティ推進連絡会議(GovTech大阪)が共同調達した「電子申請システムA導入業務(*)」の枠組みに参加し、府内3市とともにスマート申請システムを共同利用することとしました。

これにより、〈来庁しなくていい市役所〉に向けてあらゆる行政手続きをオンライン化し、市民がスマートフォン等を使って“いつでも、どこでも”時間や場所を選ぶことなく申請手続きできる環境を整備。4月から「接種券発行申請書(新型コロナウイルス感染症)」などのオンライン申請をスタートし、対象手続きは順次拡大する計画です。
また、本人確認が伴う申請手続きや相談など市民を〈来庁しなければならない〉場合でも、オンラインで予約や事前申請を受け付けることで〈待たせない・書かせない窓口〉を実現します。例えば、これまで電話で受け付けていた法律・税務相談の予約をオンラインで受け付けるほか、6月以降には各種証明書(住民票の写しや納税証明書など)の事前申請にも順次対応する予定です。
こうした取り組みを通じてより一層の〈市民の利便性向上〉と〈職員の業務効率化〉を目指します。

TKCではスマート申請システムによる「守口市オンライン申請システム」の構築に加え、手続きの移行作業などが円滑に進むようサポートしました。
今後は、守口市の協力を得ながら、バックオフィスとの連携やスマート申請システムのさらなる機能強化・拡充に取り組み、行政デジタル化の支援などを通じて一層の「市民サービスの向上」と「業務の効率化・最適化」の実現に貢献してまいります。

    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

(*)GovTech大阪では、府内市町村が選択できるよう電子申請システムA・Bの2つのシステムを共同
調達。うち、電子申請システムA(法人認証や代理申請等の機能を備え、あらゆる行政手続きのオンライン化に対応できるフルスペックプラン)には、「TASKクラウド スマート申請システム」が採用され、これまでに府内3市(東大阪市、八尾市、藤井寺市)が共同利用しています。

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「TASKクラウド スマート申請システム」の概要
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*システムの詳細は https://www.tkc.jp/lg/


1.システムの特長
TASKクラウドスマート申請システムは、申請・認証から決済、交付まで、一連の行政手続きのオンライン化を支援するクラウドサービスです。
マイナンバーカードを使った本人確認のほか、法人共通認証基盤とも連携。オンライン決済、オンライン交付、来庁予約、プッシュ型のお知らせ通知などで、行政サービスのデジタル化を支援します。

オンライン上での行政手続きの流れ

(1)利用者(住民、事業者)が分かりやすく、使いやすい
・オンライン手続きに不慣れな利用者の方でも、直観的な操作により“いつでも・どこでも”かんたんに手続きの検索・申請ができます。
(2)手続き申請フォームの作成もかんたんで、職員の業務効率化を支援
・かんたんな操作で、きめ細やかな手続き・申請フォームを作成できます。
・申請内容の審査から交付物の作成まで、一括して処理できます。
(3)TKCデータセンターで、24時間365日、システムの安定運用を支援
(4)自治体DX推進へ、将来に向けて継続的にシステムの機能を拡張



「TASKクラウド スマート申請システム」イメージ

2.導入実績(2022年3月末現在)
神奈川県横浜市、大阪府大阪市、堺市など全国約20団体超
3.導入目標
2025年までに200団体への導入を目指します。

                                           以上
配信元: PR TIMES

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