双日、ウズベキスタン共和国において電力IPP事業の事業権を獲得

配信元:PR TIMES
投稿:2022/03/29 15:20
~日本企業として初、かつ同国における最大規模の発電事業に参画~

双日株式会社(以下「双日」)は、フランスの大手電力会社であるフランス電力公社(Electricite de France エレクトリシテ ド フランス )、カタールの発電事業会社であるNebras Power(ネブラス パワー) Q.P.S.C.、および株式会社キューデン・インターナショナルと共同で、ウズベキスタン共和国において最大規模の発電所となる”シルダリヤ2” IPP(※1)事業の事業権を獲得し、長期売電契約を含む主要契約に調印しました(以下「本案件」)。本案件は、同国において日本企業が出資する初めての電力IPP事業です。


本案件は、首都タシケント市から南約150km先にあるシルダリヤ州シリン市にて、出力約1,600MWのガス焚きコンバインドサイクル発電プラント(※2)を建設し、ウズベキスタン国営送電公社(JSC ) との25年にわたる長期売電契約に基づいて発電プラントの操業・運転をおこなうものであり、同国のカーボンニュートラル計画実現(※3)に向け、電力需給の安定化およびエネルギー効率の改善を促進する事業です。
【ウズベキスタン共和国シルダリヤ州の位置】

同国では、近年、官民パートナーシップ(PPP)法の制定、為替レートの一本化、外貨売買の自由化などの投資促進に向けた改革が実施されており、電力セクターにおいても堅調な経済成長にともない増加する電力需要に対応すべく、外資導入によるインフラ整備が進められています。

双日は今後も、中央アジアを含むアジアにおける各国・地域の成長ステージに合わせた事業への参画により同地域の発展に貢献するとともに、事業を通して持続可能な社会の構築を目指します。

(※1)IPP:Independent Power Producerの略。独立系発電事業者。
(※2)ガス焚きコンバインドサイクル発電プラント:ガスを燃料とし、ガスタービンと蒸気タービンの組み合わせによりエネルギー効率を向上させた発電方式。
(※3)同国は2050年カーボンニュートラル計画を公表しており、その中で2030年までに旧ソ連時代に建設され老朽化した発電プラントを高効率のプラントへ代替することを定めています。

(ご参考)
【フランス電力公社 概要】



【Nebras Power Q.P.S.C. 概要】




【株式会社キューデン・インターナショナル 概要】

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