ウクライナ情勢悪化で更に日本株は急落?【西村剛】

著者:西村剛
投稿:2022/03/12 09:30

次週(3/14~)の投資戦略とは・・・

3月11日(金)の日経平均株価は、前日比527円62銭安の25162円78銭で引けました。

前週末と比較して、
日経平均株価は3.2%マイナス、
TOPIXは2.5%マイナス、
マザーズ指数は7.5%マイナスとなりました。

引き続きロシアとウクライナによる戦争状態の解決の糸口が見えないことや、資源価格の高騰によるインフレ懸念が強まったことにより米国株式市場が下落しました。

日本株市場は米国株式市場に連動して下落しています。

前日10日の日経平均は前日比+1000円弱の反発を見せたものの、11日には半値押しという形で反落しました。次週はFOMCも控えており、日米とも株式式場は値動きの荒い展開を想定しています。

日本株は、中長期で下落トレンド入りの可能性が強まっております。株価が上昇しても上値が重く、戻り売りに押される展開が続くと見ています。このようなマーケットでは短期売買が有効です。

次週は、株価が下がったところで買付け、上がったところですぐに売るといった押し目買い戦略や逆張り戦略が有効でしょう。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想