オーベクス、今期経常を17％上方修正、配当も10円増額

　オーベクス <3583> [東証２] が3月11日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の5.8億円→6.8億円(前期は3.3億円)に17.2％上方修正し、増益率が75.2％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.1億円→3.1億円(前年同期は1.8億円)に45.9％増額し、増益率が17.2％増→71.0％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→25円(前期は15円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高が前回発表予想時の想定通りに進捗する一方、経費削減の継続した取り組み等により、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想を上回る見通しとなりました。　これらを踏まえ、2021年11月9日に公表した業績予想を上記の通り修正いたします。

　　当社は2022年12月をもって創立130周年を迎えます。つきましては、株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表しまして、2022年3月期の期末配当において、1株当たり10円の記念配当を実施する方針を決定いたしました。この結果、2022年3月期の1株当たり配当金は普通配当15円と合わせて25円となる予定であります。（注） 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって、記載の予想数値とは大きく異なる可能性があります。