ロシアによるウクライナ侵攻がついに始まったようです。
日経平均は1月27日につけた昨年来安値を下抜けし、2万6000円を割って引けました。
ウクライナ問題の解決の糸口になるはずだった米露の外相会談や首脳会談が22日に相次いで撤回させたのを受け、祝日明けの東京市場は朝方から売り圧力に押されました。また、ロシアがウクライナに侵攻を始めたという報道から、後場に入りに株価は急速に下げスピードを加速したといった1日になりました。
日本時間24日夕時点では米国株先物も大きく下げており、明日の日本株は週末要因も重なって軟調な展開になる恐れがあります。
では、このウクライナ戦争による日本株の下落は一体いつまで続くのか、私なりに底打ちのタイミングを考察します。
今回のロシアとウクライナの争いは、何らかの解決策が見えてこないと、なかなか買いが入ってこない状況であります。この週末になんらかの動きが出て、その動きを見た上で、週明けの月曜日のマーケットが反映され、一旦そこで今回の戦争による悪材料が織り込まれるのではないかと考えます。
株価の底打ちのタイミングとしては、早ければ明日の金曜日の引け。遅ければ週明け月曜・火曜と見ており、短期的なリバウンドをするのではないかと見ています。
しかし、ここで注意してほしいことが1点ございます。
それは、【マザーズ銘柄】に関しては上記の短期的なリバウンドは訪れない可能性があります。マザーズ指数のチャートを確認すると、月足で見ても下落トレンドが継続しており、2020年3月のコロナショックの水準を下抜ける可能性もあります。
そのため、大型株に関しては遅くとも月曜日・火曜日に短期底打ちするのではないかと睨んでいますが、マザーズ銘柄に関しては手を出さない方が無難だと考えます。ぜひ、週明けのマーケットは大型株に注視してみましょう。
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