井関農は昨年来安値を更新、２２年１２月期の最終減益見通しを嫌気

　井関農機<6310.T>は３日続落し、昨年来安値を更新。同社は１５日取引終了後、２２年１２月期連結業績予想について、売上高１６６５億円（前期比５．３％増）、営業利益４７億円（同１３．３％増）、純利益３１億円（同３．０％減）、年間配当予想３０円（前期は３０円）と開示した。サプライチェーンの混乱や生産遅延などのリスクは残るとみるため。株価は最終減益見通しが嫌気され、売り優勢となっている。

　あわせて発表した２１年１２月期連結営業利益は４１億４７００万円（前の期比９９．０％増）だった。

出所：MINKABU PRESS