伏木運、上期最終は70％減益で下振れ着地、今期配当を5円増額修正

　伏木海陸運送 <9361> [東証２] が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結最終利益は前年同期比69.9％減の7700万円に大きく落ち込み、従来予想の2億円を下回って着地。
　通期計画の4億2000万円に対する進捗率は18.3％にとどまり、さらに5年平均の56.0％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結最終利益は前年同期比2.5倍の3億4300万円に急拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の35円→40円(前期は35円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比85.8％減の2400万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.2％→5.5％に悪化した。

株探ニュース