西武ＨＤ、今期最終を一転黒字に上方修正

　西武ホールディングス <9024> が2月10日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は88.6億円の赤字(前年同期は481億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の140億円の赤字→90億円の黒字(前期は723億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の12.4億円の赤字→217億円の黒字(前年同期は332億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は38.8億円の黒字(前年同期は91億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.5％→-0.8％に急改善した。

株探ニュース