パンチ、今期経常を3％上方修正・4期ぶり最高益、配当も5円増額

　パンチ工業 <6165> が2月10日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の25.4億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の27.1億円→27.9億円(前期は16.7億円)に3.0％上方修正し、増益率が61.7％増→66.5％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.7億円→10.5億円(前年同期は13億円)に8.2％増額し、減益率が25.3％減→19.2％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の8円→13円(前期は2円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比27.5％増の8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の7.5％→8.1％に改善した。

株探ニュース