ＡＳＴＩ、今期経常を一転黒字に上方修正

　ＡＳＴＩ <6899> [東証２] が2月9日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は0.3億円の赤字(前年同期は3.5億円の黒字)に転落した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の5億円の赤字→1.5億円の黒字(前期は13.8億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の7.3億円の赤字→0.8億円の赤字(前年同期は16.5億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2.7億円の赤字(前年同期は6.3億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.7％→-2.9％に急悪化した。

株探ニュース