ワイヤレスＧ、前期最終を一転赤字に下方修正

　ワイヤレスゲート <9419> が2月9日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年12月期の連結最終損益を従来予想の5500万円の黒字→3億8800万円の赤字(前の期は1億3900万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の9200万円の黒字→3億5100万円の赤字(前年同期は1億5300万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高については概ね計画どおり推移しましたが、当社の取引先フォン・ジャパン株式会社において私的整理のおそれが生じたことに伴い、前渡金及び売掛金の一部の回収不能が見込まれることから、それぞれ販売手数料への振替及び貸倒引当金の計上を行いました。その結果、営業利益及び経常利益の予想を修正する必要が生じております。また、上記「１．特別損失の計上について」に記載のとおり、過去の投資等に係る特別損失を計上することといたしました。これらを踏まえ、2021年12月期通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。