ビッグデータの活用による投資先発掘を目的とした業務提携および実証実験を開始

　マーキュリアインベストメントグループのグループ会社である、株式会社マーキュリアインベストメント（以下、「MIC」といいます。）と株式会社ビジネスマーケット（以下、「ビズマ」といいます。）は、株式会社M＆A DX（以下、「M＆A DX社」といいます。）と企業情報ビッグデータを用いた投資先発掘のDX共同研究で業務提携および実証実験を開始したことをお知らせいたします。


【実証実験の概要】
　MICの投資戦略の１つに、中堅・中小企業による事業承継を支援する承継投資があり、承継投資をメインの戦略としたバイアウトファンドの運営を通じて、高い技術やノウハウを持ちながらも承継問題に悩む企業等への投資を行ってきました。また、ビズマは地域経済を支えながらも後継者不足などに悩む中小企業と志ある法人及び個人をつなぐプラットフォームの運営等を行っています。MIC及びビズマが蓄積してきたこれらの事業承継に係るノウハウをM&A DX社がデジタル・トランスフォーメーション（DX）することで、事業承継の顕在層・潜在層の発掘を行うシステムを協働開発いたしました。今後、M&A DX社と二人三脚で行う実証実験などを通じて、MICの承継投資戦略を強力に推進いたします。


【日本が抱える事業承継問題の解決へ】
　事業承継という会社の変革期においては、M&Aを選択することは企業競争力強化の観点でメリットがあります。しかしながら、中小企業庁等の調査によると、中堅・中小企業オーナーは、事業承継問題でM&Aを通じた解決を図る割合が限られているという調査結果※が出ています。これは、事業承継の持つ重みや秘匿性の高さによる「心の壁」が存在するためであるとMICでは考えており、一朝一夕に状況が改善するものではないと認識しています。そのため、MICとしては日本が抱える事業承継問題の解決のためには、企業オーナーによる自発的な事業承継への動きを期待するのではなく、MICを含む事業承継に関する知識やノウハウを持つ専門家が潜在的な事業承継ニーズを持つ企業に対して積極的に発信を行っていくことが極めて重要な解決策になると考えております。他方で、日本の中堅・中小企業は数万社にのぼることから、的確に企業ニーズを拾い上げてゆくためには、上述のシステムを活用した効率的なアプローチが有効であると推測いたします。

※中小企業庁（2019）「事業引継ぎガイドライン」改定検討会　資料3-1「中小企業・小規模事業者におけるM&Aの現状と課題」, p.2


【株式会社M&A DXの概要】
会社名　　　　　　　：株式会社M&A DX
本社所在地　　　　　：東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易センタービルディング南館17F
事業内容　　　　　　：M&A・相続・事業承継に関する総合サービス事業
代表者　　　　　　　：代表取締役　牧田　彰俊
Website　　　　 ：https://madx.co.jp/
相続・M＆A大学 ：https://subaru-inc.co.jp/manda_souzoku_daigaku/
YouTubeチャンネル　：https://www.youtube.com/channel/UCRv33bOq5Rtg-nc6WxMyp9g
Twitter ：https://twitter.com/amakita6

【株式会社マーキュリアインベストメントの概要】
会社名　　　　　　　：株式会社マーキュリアインベストメント
本社所在地　　　　　：東京都千代田区内幸町一丁目3番3号
代表者　　　　　　　：代表取締役　豊島　俊弘
事業内容　　　　　　：投資助言業、投資運用業、第二種金融商品取引業
Website ：https://mercuria.jp/

【株式会社ビジネスマーケットの概要】
会社名　　　　　　　：株式会社ビジネスマーケット
本社所在地　　　　　：東京都千代田区外神田六丁目３番８号 ACN秋葉原ビル３F
代表者　　　　　　　：代表取締役　表　一剛
事業内容　　　　　　：インターネットを活用した事業継続支援事業
Website ：https://www.business-market.jp/

私たちは「ファンドの力で、日本の今を変える」をミッションとし、事業を行っています。


※本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社マーキュリアホールディングス
事業企画部
Tel ：[phone]
Mail ：[e-mail]
Website ：https://mercuria-hd.jp/