ようやく日本株が反発してくれました。
特にマザーズ指数が3.7%上昇と久しぶりに大きな上げを見せ、日経平均株価も直近安値から1000円上昇。市場参加者のコメントでも「日本株ようやく底打ちの兆し」と言った明るいコメントが出てきました。
ただ・・・こういったときこそ、逆に注意です!
なぜなら、【株価への不安要素は特に変わっていないから】です。
今の株式市場の不安要素は、
・米国金利引き上げの影響
・ロシアのウクライナ侵攻危機
・緊急事態宣言発令
の3つです。
このうち、1つ目の「米国金利引き上げの影響」についてはようやく米国株式市場である程度織り込まれたため、不安は解消されつつありますが、2つ目の「ロシアのウクライナ侵攻危機」、3つ目の「緊急事態宣言発令」についてはまだ予断を許しません。ですので、今回のリバウンドは短期的に終わるのではないかと考えています。
私が日々確認している暴落銘柄数も31日の株価上昇により「0銘柄」となり、一端の暴落局面終了を示唆しています。ですので、いったん暴落局面は終わり、ここからは、また再度ニュートラルな状態に戻った可能性が高いでしょう。
特にここからは企業の決算発表シーズンを迎えます。今のところ良い決算を出してくる会社が多いイメージですが、ここから株式市場全体がウクライナ問題や緊急事態宣言発令などで大きく下げてくると、良い決算を出した銘柄も売られるかもしれません。
ただ、そのタイミングで本当の底打ちを迎えるのではないかと期待しています。良い決算を出したにもかかわらず株価が下落した銘柄をピックアップし、相場全体が急落したタイミングでうまくとらえられると大きな利益につながりそうです。
ぜひ今のうちにしっかりと準備しておきましょう!
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