高砂鉄は上げ幅を拡大、22年3月期業績及び配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/01/31 14:15
 高砂鐵工<5458.T>は後場後半になって上げ幅を拡大している。午後2時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を106億円から109億円(前期比24.9%増)へ、営業利益を6億円から7億3000万円(同12.2倍)へ、最終利益を4億8000万円から5億8000万円(同4.3倍)へ上方修正し、あわせて25円を予定していた期末一括配当予想を35円へ引き上げたことが好感されている。

 鉄鋼製品事業での受注数量の回復が遅れるなか、拡販や徹底したコスト低減に継続して取り組むとともに、原料の鋼材価格の上昇分を確実に製品価格へ転嫁したことが貢献する。また、棚卸資産評価差などの一過性の増益要因も寄与する。

 なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高80億2200万円(前年同期比31.7%増)、営業利益6億2900万円(前年同期8400万円の赤字)、最終利益5億1000万円(同6100万円の赤字)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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