アトムリビン、上期経常は一転14％増益で上振れ着地、今期配当を3円増額修正

　アトムリビンテック <3426> [ＪＱ] が1月28日大引け後(15:00)に決算を発表。22年6月期第2四半期累計(7-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.3％増の3.8億円に伸び、従来の1.8％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の5.6億円に対する進捗率は68.6％に達し、5年平均の57.1％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の経常利益は前年同期比44.8％減の1.7億円に落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の30円→33円(前期は33円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の経常利益は前年同期比7.4％増の2.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.1％→8.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を最重要課題として位置付け、積極的な配当を行うことを基本方針としております。　上記方針に基づき、通期の業績予想等を総合的に勘案し、令和４年６月期の期末配当金を１株当たり15円から１円50銭増配し、16円50銭に修正いたします。これにより、令和４年６月期の１株当たり年間配当金は中間配当金16円50銭と合わせて33円となる予定であります。