三晃金、今期経常を22％上方修正、配当も20円増額

　三晃金属工業 <1972> が1月28日後場(14:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.9％減の16.5億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の18億円→22億円(前期は25億円)に22.2％上方修正し、減益率が28.0％減→12.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の8.2億円→12.2億円(前年同期は15.4億円)に48.7％増額し、減益率が47.0％減→21.2％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の100円→120円(前期は130円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比12.4％減の6.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.8％→7.3％に悪化した。

株探ニュース