ソフトバンクGは裁定解消売り浴びながらも頑強、自社株買い期待とオヨ・ホテルズ評価額で思惑
ソフトバンクグループ<9984.T>は売りに押される展開ながらも下値では押し目買いが観測される。日経平均は先物を絡め500円を超える急落をみせており、日経平均寄与度の高い同社株は裁定解消売りによる下げ圧力が働きやすいが、それをこなして1%未満の下落率にとどめるなど底堅さを発揮している。個人投資家の信用買い残の多さは需給面での重石となっているが、一方で最大1兆円規模とする自社株買いに対する思惑が根強い。きょうは、同社が出資するインドのオヨ・ホテルズが新規公開で90億ドルの評価額を目指していると伝わったことも株価に影響を及ぼした。市場の想定よりは低い水準ながら、日本円にして1兆円強の評価額となり、含み益に対する思惑がソフトバンクGの株価にポジティブに作用している。
出所:MINKABU PRESS
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