NY株式市場(6日)新規失業保険申請件数は予想を上回るーISM非製造業景況指数に注目
6日のニューヨーク株式市場でダウ平均は軟調な取引開始となりそう。
ニューヨーク株式市場は、引き続きFRBによる金融政策の正常化が前倒しされるのではないかとの警戒感から前日の軟調な地合いを引き継ぐ形で取引が始まりそう。ダウ平均は3万6400ドル台を割り込む場面が見られよう。
前日に続いて米国10年債利回りが1.7%台前半で強含んでいることが相場の重しとなるほか、雇用統計の発表を7日に控えて積極的な買いを見送る姿勢が強まることも想定しておきたいタイミングだろう。
取引時間中では日本時間7日午前0時に発表される12月のISM非製造業景況指数(予想:67.0)や11月の製造業受注(予想:+1.5%)でサービス業の景況感や製造業の受注動向が注目されそう。
ただ、取引開始前に発表された新規失業保険申請件数は20.7万件と市場予想(19.5万件)を上回ったことから、7日に発表される雇用統計に対する期待感はつながっており、相場全体、一段と売り込む動きは限定的になりそうな1日となる。
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