新興市場銘柄ダイジェスト:和心はストップ高、colyがストップ安

配信元:フィスコ
投稿:2021/12/16 15:55
<9271> 和心 460 +80
ストップ高。NATTY SWANKY<7674>と資本業務提携を締結し、新たに食肉事業を開始すると発表している。NATTY SWANKYは展開する酒場の仕入の一部を和心からとし、仕入に余剰分が生じた場合は和心が仕入れて他社へ卸売りする。また、NATTY SWANKYは約0.20億円の和心株を市場外で取得する予定。和心は食肉卸売のプラットフォーマーとして業界の新たなエコシステムを構築することを目指す。

<4175> coly 2398 -500
ストップ安で上場来安値更新。22年1月期の営業利益を従来予想の22.03億円から15.62億円(前期実績20.71億円)に下方修正している。期中を予定していた新規ゲーム作品のリリースが来期以降にずれ込むほか、運営中のゲーム作品が全体として売上予算を下回る見通しとなったため。開発ライン増強に伴うコストの増加も響き、前期比で減益となる。第3四半期累計(21年2-10月)の営業利益は前年同期比11.9%減の10.66億円で着地した。

<4076> シイエヌエス 1630 +197
大幅に6日ぶり反発。22年5月期第2四半期累計(21年6-11月)の営業利益を従来予想の1.99億円から2.96億円(前年同期実績は非開示)に上方修正している。デジタル革新推進事業やシステム基盤事業が当初計画以上に好調に推移しているため。若手エンジニアの即戦力化に伴う受注案件の増加も利益を押し上げる見通し。通期予想(前期比2.0%増の4.67億円)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が不透明として据え置いた。

<3491> GA TECH 1476 +267
大幅に続伸。22年10月期の営業損益予想を0.57億円の黒字と発表している。居住用不動産の安定需要を背景に売上高とマーケットシェアの拡大を目指す。同時に発表した21年10月期の営業損益は0.39億円の赤字で着地した。調達価格の高騰で売上総利益の低い取引が発生して損益を圧迫したが、会社計画(4.90億円の赤字)より良好だった。また、不動産コンサルティングのリコルディ(東京都千代田区)を完全子会社化する。

<4415> ブロードエンター 2420 -
公開価格(2790円)を7.7%上回る3005円で初値を付けた。会社設立は00年12月15日。マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」、後付けIoTオートロックシステム「ブロロック」などが事業の柱。21年12月期の営業利益予想は前期比118.0%増の5.45億円。新型コロナウイルスの影響でインターネット設備の需要が好調なことから、利益が倍増する見通し。第3四半期累計の実績は2.30億円だった。

<4416> TrueData 1835 -
公開価格(2220円)を1.4%上回る2250円で初値を付けた。会社設立は00年10月10日。消費者購買データを扱うビッグデータプラットフォームを運営しており、消費者データ分析や購買行動分析ソリューションを小売業や消費財メーカー向けに開発・提供している。22年3月期の営業損益予想は0.23億円の黒字(前期実績は0.64億円の赤字)。消費者購買行動分析サービス「イーグルアイ」などが伸び、黒字に転換する見通し。第2四半期累計は0.03億円の赤字だった。 <ST>
配信元: フィスコ

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