Ｖゴルフは大幅反発、２２年１月期営業利益予想と配当予想を上方修正

　バリューゴルフ<3931.T>は大幅反発している。１４日の取引終了後、２２年１月期の連結業績予想について、営業利益を１億８０００万円から２億２０００万円（前期比２．４倍）へ、純利益を１億円から１億３０００万円（前期３２００万円の赤字）へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を１０円から２０円（前期１０円）へ引き上げたことが好感されている。

　新型コロナウイルス感染症の影響による緊急事態宣言やまん延等防止措置が想定よりも大幅に延長されたことでトラベル事業が大きな影響を受け、売上高は５８億円から４７億円（前期５．１％増）へ下方修正したが、基幹サービスである「１人予約ランド」やゴルフ用品販売の「ＥＣサービス」などを中心としたゴルフ事業が堅調に推移したことや、前期から進めてきたリストラクチャリングの効果などが利益を押し上げる

　同時に発表した第３四半期累計（２～１０月）決算は、売上高３４億４６００万円（前年同期比３．６％増）、営業利益１億７０００万円（同３．７倍）、純利益９４００万円（前年同期７００万円の赤字）だった。

出所：MINKABU PRESS