スパークス・グループ<8739>は9日、2018年7月に設立した「未来創生2号ファンド」が、QPS研究所に対する追加投資を実行したことを発表。
QPS研究所は、九州大学での小型衛星開発の技術を伝承し、2005年に設立された宇宙工学ベンチャーである。同調達資金を活用し、2019年12月に打ち上げた小型SAR衛星初号機「イザナギ」、2021年1月に打ち上げた2号機「イザナミ」に続き、2022年中に新たに4機のSAR衛星を打上げる予定としている。スカパーJSATおよび日本工営<1954>との戦略的業務提携によりSAR衛星から取得した画像データ販売ビジネスの商流も確立し、2025年以降には36機のコンステレーションにより、天候不問、24時間の準リアルタイム地球観測を実現し、防衛・防災、安全、環境、経済活動など幅広い分野へのソリューション提供を目指している。
未来創生1号ファンドは、同社が運営者となり、トヨタ自動車<7203>、三井住友銀行と総額約135億円を出資し、2015年11月より運用を開始。最終的に、計20社から出資を受けた。知能化技術、ロボティクス、水素社会実現の分野の革新技術を持つ企業、プロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の約50社に投資。2018年下半期には、電動化、新素材を投資対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始した。2021年11月からは、カーボンニュートラルを投資対象に加え、未来創生3号ファンドの運用を開始した。2021年11月末時点の運用資産残高は、1,028億円となっている。
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QPS研究所は、九州大学での小型衛星開発の技術を伝承し、2005年に設立された宇宙工学ベンチャーである。同調達資金を活用し、2019年12月に打ち上げた小型SAR衛星初号機「イザナギ」、2021年1月に打ち上げた2号機「イザナミ」に続き、2022年中に新たに4機のSAR衛星を打上げる予定としている。スカパーJSATおよび日本工営<1954>との戦略的業務提携によりSAR衛星から取得した画像データ販売ビジネスの商流も確立し、2025年以降には36機のコンステレーションにより、天候不問、24時間の準リアルタイム地球観測を実現し、防衛・防災、安全、環境、経済活動など幅広い分野へのソリューション提供を目指している。
未来創生1号ファンドは、同社が運営者となり、トヨタ自動車<7203>、三井住友銀行と総額約135億円を出資し、2015年11月より運用を開始。最終的に、計20社から出資を受けた。知能化技術、ロボティクス、水素社会実現の分野の革新技術を持つ企業、プロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の約50社に投資。2018年下半期には、電動化、新素材を投資対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始した。2021年11月からは、カーボンニュートラルを投資対象に加え、未来創生3号ファンドの運用を開始した。2021年11月末時点の運用資産残高は、1,028億円となっている。
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